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「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」は推理小説である。(感想・考察・謎解き)  (ネタバレあり)

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(村上春樹)の謎解き。事件の真相・犯人を推理し、特定します。

余談 その3 なぜ今回、村上春樹は「推理小説」を書いたのか?(妄想あり)

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     激しくネタバレしています。ご注意願います。(「ノルウェイの森」への若干の言及があります。)

 

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   以下は妄想です。

  なぜ今回、村上春樹は「推理小説」を書いたのでしょうか?

 

 第1には「『ノルウェイの森』のレイコさんを破滅させたあの女の子は一体何だったのか?(3.この小説のテーマは?参照)」という謎について、読者も一緒になって考えてほしかったからだと思われます。

 

第2には、以下のことが考えられます。

(以下妄想開始)

 村上春樹は、常々、いつかドストエフスキーカラマーゾフの兄弟」のような「総合小説」を書きたいと言っています。私から見ると(異論がある人も多いかも知れませんが)「カラマーゾフの兄弟」は「推理小説」です。来(きた)るべき村上春樹版「カラマーゾフの兄弟」(ドストエフスキーとテーマは異なるかと思いますが)を書くためには、自分は「推理小説」の技法を身につける必要がある、と思って村上春樹は今回の小説に「推理小説」の技法を取り入れてみたのではないでしょうか?

(以上妄想終了です。)

 

(お読みいただきありがとうございます。もし、よろしければ感想などありましたら、コメント欄にコメントしていただけると嬉しいです。)